Wi-Fiと一緒に使う「ハブ」って何?
今回は、Wi-Fiについて、特に「ハブ」についてお話し致します。
そもそもハブって?
そもそもハブって何の事でしょうか?ルーターとの違いは何でしょうか。具体的にお話しします。
ルーターは文字通り、インターネットへの「道」をつくると考えていいでしょう。ルーターは例えるなら番地を決める装置のようなものです。ルーターが番地を定めることでネットへの「道」をつくるといっていいでしょう。
ハブの場合は、そうではありません。ルーターがインターネットへの「道」の交通整理をしてくれたあとにハブは、様々な道から進めるように道を増やしすてくれる装置といっていいでしょう。ハブをルーターにつなげば、いくつものパソコンをネット環境に繋ぐことができるので、とても便利というわけです。
モバイルWi-Fiはハブいらず?
ハブがあると、いくつものコンピューターをネットに繋ぐことができるから便利だと話しました。ではポケットWi-Fiの場合はどうでしょうか。
ポケットWi-Fi、モバイルルーターと呼ばれるものは、ある意味で、「ハブいらず」と言えるかもしれません。というのも、ポケットWi-Fiは無線でコンピューターなどのデバイスをネット環境につなげられるからです。ポケットWi-Fi一台持っていれば、一つのPCだけではなく、スマホやタブレット、等いくつもの機器を同時にネットに繋ぐことができます。
それぞれ分けて考える
確かに、ポケットWi-Fiは持ち運びができますし、一台あればハブいらずで何台もネットに繋ぐことができます。
ですが、それがデメリットとも言えます。なぜなら、だれか一人がポケットWi-Fiを持って行ってしまうと、同居している家族などは当然ですが使うことができなくなってしまうからです。その反面、ハブで繋ぐ場合は固定回線が前提となりますので、誰かが持っていくということはありませんから、いつでもネットに繋ぐことができます。
ですので、それぞれの特徴を生かすことが大切です。無線LANにもハブにも長所がありますから、それぞれの長所を生かして、快適なネットライフをおくりましょう。